ノルウェーのサッカークラブで命名案が否決、会員が英語を大差で拒否
ノルウェー北部の名門サッカークラブで、役員会が提案した新スタジアムの英語の命名案が、会員の投票により圧倒的多数で否決されました。地元らしさを守ろうとするファンの声が勝った形です。
元のニュース:NRK Nordland(ノルウェー)(2026年10月31日・外部サイト)


まずは、ざっくりニュース
北ヨーロッパのノルウェー北部にあるサッカークラブ「FKボデ/グリムト」で、新スタジアムの名前をめぐる騒動が起きました。
理事会は、約182億円を投じる新本拠地の名称として、スポンサー名と英語を組み合わせた「アークティック・アリーナ」の案を出したのです。
この名前なら10年間で約9億8000万円の収入になる予定でしたが、10月31日の臨時総会で会員から強い反発を受けました。
会員による投票では、賛成55人に対して反対が250人と、8割以上の大差で否決されたのです。
会場では、地元らしさを誇るクラブが気取った英語を使うことや、宿敵トロムソを連想させる「北極」という言葉への批判が相次ぎました。
契約はいったん白紙となり、理事会は名前を考え直すことになりましたが、クラブの代表者は「敗北とは捉えていない」と語っています。
ドヤ塾、本日の授業

先生、役員会が決めた新球場の名前に、ファンが250対55の大差で否決したって…約10億円のスポンサー料を棒に振ってまで反対したんですか!?

捨てる覚悟で叩き落としたんじゃ! 実はノルウェーのスポーツクラブは、年次総会が最高議決機関なんじゃよ。理事会の提案でも会員の直接投票で覆せるんじゃ。

会員の権力が強すぎませんか!? 日本なら役員が決めたら受け入れるしかないのに、総会で8割超の反対を喰らって覆るなんて生々しいですね。

クラブは会員のもの、という意識が強いんじゃ。役員会はサポーターに一番人気だった地元の名前を無視して、海外展開を狙って英語の『北極アリーナ』を推したんじゃよ。

サポーターが一番推していた地元の名前をスルーして、グローバル気取りで横文字を使おうとしたら、そりゃ反発されますよ!

怒りの理由はそれだけではないぞ。ファンにとって『北極』といえば、北へ約500キロ離れた最大の宿敵トロムソのイメージなんじゃ。


写真のここですね! 阪神タイガースの新球場に、うっかり『ジャイアンツ・アリーナ』って名前をつけちゃったような大失態じゃないですか!

まさに宿敵への塩送りじゃ。しかも現地では1400社以上が『北極』を名乗っており、『いまさら手垢のついた陳腐な言葉じゃ』と総会で切り捨てられたんじゃよ。

1400社も使ってたら、地元じゃありふれすぎてダサいですね。しかも英語圏のイギリス出身サポーターにまで『英語を使うなんてダサい』って演説されたらしいですし。

本場の人に全否定されて拍手喝采じゃ。約9億8000万円の契約が白紙になったが、クラブの責任者は『敗北とは捉えていない』と強がっておるぞ。

約10億円の契約を吹き飛ばされて『負けてない』は、さすがに見栄が苦しすぎませんか! 完全な公開処刑ですよ。

…コホン。派手にコケても『健全な意見交換じゃ』と胸を張るのが、大人の世界のプライドなんじゃよ。

役員会も、次はサポーターに一番人気だった地元の名前でおとなしく出し直すしかないですね。

うむ、ファンを無視してカッコつけると痛い目を見る教訓じゃな。…じゃが、大人の見栄はそう簡単に消えんぞ。

まさか未練を残して、地元の名前に『スーパー・グローバル・スタジアム』とか横文字を盛ってきたら、永久に新球場がオープンできませんよ。
ついでに知りたいノルウェー


- 首都
- オスロ
- 人口
- 約563万人
- 言葉
- サーミ語・ブークモールなど4言語
- お金
- ノルウェー・クローネ(1クローネ=約17円。2026年10月の目安)
- 時差
- 日本より8時間遅い(夏時間は除く)
- 1
ボードーは大型の猛禽類であるオジロワシの生息密度が世界屈指の高さで、「オジロワシの街」としても知られています。
- 2
北極圏のすぐ北に位置するボードーでは、毎年5月31日から7月12日まで太陽が沈まない白夜が続きます。
- 3
ボードーにはノルウェー国立航空博物館があり、建物を上空から見ると巨大な飛行機のプロペラの形をしています。
- FKボデ/グリムト
- ノルウェー北部ノールラン県の都市ボードーを本拠地とする名門サッカークラブ。近年国内リーグを連覇するなど大躍進しています。
- 年次総会(årsmøte)
- ノルウェーのスポーツ団体における最高議決機関。すべての会員に発言権と投票権があり、理事会の提案を否決することもできます。
この記事の出典と参考資料
- NRK Nordland(ノルウェー)(2026年10月31日)
- Store norske leksikon(snl.no)
- Store norske leksikon(snl.no)
- Store norske leksikon(snl.no)
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