コロンビアで犬猿のサポーターが共闘、芝生守れとコンサートに抗議
南米コロンビアの首都ボゴタで、歴史的な宿敵同士のサポーターが手を組みました。スタジアムの芝生が荒れるのを防ぐため、大規模なコンサートへの抗議を呼びかけています。
元のニュース:El Espectador(コロンビア)(2026年10月30日・外部サイト)


まずは、ざっくりニュース
コロンビアの首都ボゴタにある「エル・カンピン」は、サンタフェとミジョナリオスの2大クラブが本拠地を共有するスタジアムです。
両チームは歴史ある宿敵同士ですが、2026年10月、両陣営のファンが芝生を守るために手を組みました。
10月31日夜に4万人規模のコンサートが予定され、ピッチの荒れを心配するファンが共同で抗議を呼びかけたのです。
エル・カンピンでは、10月13日の公式戦が芝生の不良で中止になったばかりでした。
運営会社が9月に芝を張り替えたものの、湿気の多い場所で根づかず、試合ができない状態が続いています。
赤のサンタフェと青のミジョナリオスのサポーターは、イベントによる試合延期に怒り、SNSで団結を訴えました。
ピッチの悪化を重く見たボゴタ市は、管理会社に対する制裁の手続きを始めました。
さらに今回のコンサートでも、芝への被害を防ぐために設営から片づけまで特別な監視を行う方針です。
ハロウィーンの夜にファンがどう動くのか、そして公演後のピッチが無事に保たれるかに注目が集まっています。
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先生、普段は顔を合わせればケンカになる宿敵同士のサポーターが、手を組んで抗議デモを呼びかけるって…どれだけ芝生に本気なんですか!?

サッカーファンの芝生愛を甘く見るでない! この2チームは1948年のプロリーグ発足から続く最古の宿敵同士なんじゃ。同じスタジアムを本拠地として分け合っておるんじゃよ。


赤と青のエンブレムがバチバチに睨み合ってますね! 巨人ファンと阪神ファンが肩を組んで『甲子園の土を守れ』って野外ライブに直談判しに行くようなものじゃないですか。

まさに異常事態じゃ。スタジアムの管理は2024年から民間会社に委託されておるが、9月に張り替えた新しい芝が湿気の多い場所で定着しないトラブルが起きておったんじゃ。

新しく敷いた芝生が根づかなかったわけですね。とはいえ、芝の手入れの失敗だけでサポーターがデモまで起こすものですか?

10月13日には、芝の状態が悪すぎてプロの試合が中止になる大失態をやらかしたんじゃ。楽しみにしていた試合を奪われれば、ファンが怒るのも当然じゃろう。

試合中止は大事件ですよ! なのに、その弱った芝の上で今度は4万人を集めてコンサートをやるんですか!?

そうなんじゃ。しかも今回は普通の舞台ではなく、ピッチ中央に360度客席を向けた巨大ステージを組む予定でのう。芝生への負担は段違いじゃよ。

根づいてない芝生のど真ん中に巨大ステージ置いて4万人で飛び跳ねたら、芝生の養生どころか完全なトドメ刺しじゃないですか!

じゃから市当局も怒って運営会社に行政制裁の手続きを始めたんじゃ。設営前から撤収後まで監査員が張りつく特別監視を敷いておるぞ。

設営から撤収まで監査員が張りつくって、カンニングを絶対に許さない試験監督並みのピリピリ感ですよ! そこまで危ないなら、いっそライブを別の会場に移せなかったんですか?

実は10月24日の公演予定だった歌手は、芝の回復時間を確保するために別会場へ変更してくれたんじゃ。じゃが今回の4万人ライブは予定通り開催じゃな。

会場を譲ってくれた人がいたのに、その直後に4万人で巨大ステージを踏み鳴らしたら台無しじゃないですか!

契約違反なら罰金の可能性もあるそうじゃ。…ワシが運営会社の社長なら、観客がジャンプするたびに心臓が止まりそうじゃがな。

社長の心臓より、赤と青が手を組んで詰めかけてくるサポーターの大群の方がよっぽどホラーですよ!
ついでに知りたいコロンビア


- 首都
- ボゴタ
- 人口
- 約5,232万人
- 言葉
- スペイン語
- お金
- コロンビア・ペソ(1ペソ=約0.05円。2026年10月の目安)
- 時差
- 日本より14時間遅い(夏時間は除く)
- 1
ボゴタでは日曜日や祝日に大通りを車止めにし、歩行者や自転車に開放する「シクロビア」が名物で、全長141キロ以上に達します。
- 2
コロンビアの首都ボゴタはアンデス山脈の高地にあり、標高は平均で海抜約2600メートルもあります。
- 3
ボゴタでは熱いチョコレートにチーズを浸して食べる「チョコラテ・サンタフェレーニョ」が、体を温める定番の名物です。
- エル・カンピン
- コロンビアの首都ボゴタにある同市最大のサッカースタジアム。1938年開場で、サンタフェとミジョナリオスが本拠地として共用しています。
- クラシコ・カピタリーノ
- ボゴタの2大名門サッカークラブ、サンタフェ(赤)とミジョナリオス(青)による伝統のダービーマッチ。1948年のプロリーグ発足以来続く宿敵対決です。
- センシア(Sencia)
- 2024年からボゴタ市との官民連携により、エル・カンピン競技場の管理・運営・保守を担当している民間企業。
この記事の出典と参考資料
- El Espectador(コロンビア)(2026年10月30日)
- Wikipedia「Clásico bogotano」(es.wikipedia.org)
- Wikipedia「Estadio Nemesio Camacho El Campín」(es.wikipedia.org)
- Alcaldía Mayor de Bogotá(ボゴタ市公式)(bogota.gov.co)
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