犬の「反省した顔」、実は悪いことをしたなんて1ミリも思っていなかった
犬がイタズラをして怒られたときに見せる、あの「反省したような顔」。実は自分の間違いを反省しているのではなく、単に飼い主の怒りに怯えているだけでした。
元のニュース:El País(ウルグアイ)(2026年10月20日・外部サイト)


まずは、ざっくりニュース
家に帰ると、家具が噛まれていたり、ゴミ袋が散らばっていたりする。
そんな時、飼い主が深くイライラするのはよくあることです。
そして飼い主は怒って反応し、犬が自分の怒りの理由を理解してくれることを期待するのが普通です。
しかし、動物行動の専門家たちは、ペットにはミスを犯したという認識も、何が悪かったのかという認識もないと説明しています。
獣医師によれば、頭を下げる、耳を伏せるなどの反省の態度と解釈されがちな仕草は、動物が間違いを認めていることを意味するわけではありません。
その時ペットが経験しているのは、飼い主の声のトーンや目に見える苛立ちによって引き起こされた、恐怖の感情なのです。
犬の教育において、大声や罰は適切な方法ではないと獣医師たちは満場一致で同意しています。
このような叱責を行うと犬が怯えながら育つことになり、飼い主への信頼が損なわれてしまいます。
ペットが家の中を荒らしたりしないようにするために、専門家は忍耐と敬意に基づいた絆を固めることを推奨しています。
最も効果的なのは、明確な指示を伝え、犬が適切な行動をとるたびに、必ず褒めてご褒美を与えることです。
ドヤ塾、本日の授業

先生、犬が怒られたときのあの「反省した顔」、実は反省でも罪悪感でもなく、飼い主の怒りにただ怯えているだけだったって本当ですか?

本当じゃよ。獣医師の先生によれば、頭を下げたり耳を伏せたりする仕草は、間違いを認めているわけではないそうじゃ。その瞬間の犬は、飼い主の敵対的な反応や声のトーンに恐怖を感じているだけなんじゃと。

ええー! じゃあ「僕が悪かったです…」じゃなくて、「やばい、めっちゃキレてる、嵐が過ぎるのを待とう…」って顔だったんですか!

そうじゃ。犬の「罪悪感の顔」に関する研究でも、犬が実際に言いつけを破ったかどうかに関わらず、飼い主が犬を叱った時にそのような行動が多く見られることがわかっておる。

悪いことしてなくても怒られたらシュンとするって、宿題をやってきたのに「どうせ忘れたんだろ!」って先生に怒られた時のぼくと同じじゃないですか!

……コホン。ワシの勘違いはさておき、犬のしつけにおいては、この違いが重要なんじゃよ。

自分が何で怒られているか、そもそも分かってないってことですか?

その通りじゃ。行動心理学の考え方では、動物が正しい行動を学習するにはポジティブな結果(報酬)が必要で、罰を与えても恐怖が生じるだけなんじゃ。

じゃあ、大声で脅しても、犬がビクビクするようになるだけで、しつけとしては全然意味がないんですね。

うむ。専門家たちも、大声や罰は犬を矯正する適切な方法ではないと口を揃えておる。そんな叱り方では犬が怯えて育ち、飼い主との信頼関係が築けなくなってしまうそうじゃ。

でも、仕事から疲れて家に帰って、ゴミ袋が散乱してたら、飼い主も人間だからつい「コラーッ!」って大声出ちゃいそうですよね。

気持ちは分かるが、そこは飼い主の忍耐じゃな。専門家は、命令を出す際の毅然とした態度と明確さが大切だと言っておる。

つまり、怒鳴る代わりに、誰も読んでない利用規約みたいに淡々と「ダメ」って伝えるんですね。難易度高いなぁ。

少し違う気もするが、まあよい。そして犬が礼儀正しく適切な行動をとった時には、必ず褒めてご褒美を与えることが一番の近道なんじゃよ。

なるほど。怒るより褒めて伸ばす方がいいんですね! じゃあ、ぼくが宿題やってきた時も、先生も「愛のある指導」じゃなくておやつをくれませんか?

おぬしへのご褒美は、ワシの「笑顔」で十分じゃ。甘えるでない!
ついでに知りたいウルグアイ

- 首都
- モンテビデオ
- 人口
- 約344万人
- お金
- ウルグアイ・ペソ(1ペソ=約3.9円。2026年10月の目安)
- 時差
- 日本より12時間遅い(夏時間は除く)
- 1
ウルグアイは南アメリカ大陸でスリナムに続いて2番目に面積が小さい国です。
- 2
首都のモンテビデオは、ラテンアメリカで最も生活の質が高い都市とされています。
- 3
モンテビデオの沿岸には、「イギリス人の砂浜」や「緑の砂浜」など美しいビーチが複数あります。



