イスラエル:攻撃的な小魚、幻覚キノコの成分ですっかり丸くなる
カナダの研究者たちが、攻撃的な性格で知られる小魚にマジックマッシュルームの有効成分を与えたところ、攻撃が減り、すっかり大人しくなることがわかりました。
元のニュース:Maariv(2026年10月19日・外部サイト)


まずは、ざっくりニュース
「マングローブリビュラス」という小魚は、気が荒い性格で知られ、特に同じ種類の魚に出会うと激しく攻撃する習性があります。
また、自分の卵子と精子で受精する「自家受精」によって、遺伝的にほぼ同じ子孫を残せる珍しい特徴を持っています。
この特徴のおかげで個体ごとの差を小さくできるため、カナダの研究者たちがこの小魚を実験に選びました。
研究チームは、マジックマッシュルームの有効成分「シロシビン」にこの魚をさらし、行動がどう変わるかを調べました。
実験では、お互いの姿が見えて匂いも嗅げる仕切りの両側に魚を置き、その様子を記録しました。
すると、成分にさらされた魚は攻撃や動きが減り、とても落ち着いた状態になるという意外な変化が見られました。
再び注目を集めているこの研究は、この成分が社会的な行動や攻撃性に与える影響を理解する手がかりになるとみられています。
ただし研究者たちは、魚が幻覚を見た証拠はなく、あくまで魚の短期実験であるため、人間について直接の結論は出せないと強調しています。
ドヤ塾、本日の授業

先生、気の荒い小魚にマジックマッシュルームの成分を飲ませたら大人しくなったって…カナダの大学は何をとんでもない実験をしてるんですか!?

ふざけておるわけではないぞ。実験に使われた「マングローブリビュラス」という魚は、同じ種類の魚に出会うと見境なく襲いかかる超攻撃的な性格なんじゃ。

見た目は小さくて可愛い魚なのに、そんなにトゲトゲした性格なんですか?

うむ。互いの姿が見えて匂いも嗅げる仕切りの両側に置いたところ、成分にさらされた魚は攻撃も動きも激減して、驚くほど穏やかに落ち着いてしまったそうじゃ。

あんなに好戦的だったヤンキー魚が、急に仏の境地に達しちゃったわけですね。でも、なんでわざわざその魚を選んだんですか?

そこが実験の肝なんじゃよ。実はこの魚、脊椎動物では極めて珍しく「自家受精」でほぼクローンの子孫を残せるという特殊な体質を持っておる。

自家受精!? 魚媒遺伝の個体差がゼロってことですか?

そうじゃ。個体ごとの性格の違いという「実験のブレ」を完全に排除できるからこそ、シロシビンが「生物の攻撃性や社会的な行動にどう影響するか」を正確に測る格好のモデルになるんじゃよ。

なるほど! 性格のバラつきがないから、成分の効果だけを純粋に比べられるわけですね。

その通りじゃ。学術誌にも掲載されて、脳の働きと攻撃性のメカニズムを探る手がかりとして世界中から注目されておる。

でも、魚自身はキノコでいい気分の幻覚を見て、ただボーッとしてただけじゃないんですか?

そこは研究者も慎重でな、「魚が幻覚を経験した証拠は一切ない」と釘を刺しておる。それに、これは魚の短期実験であって、人間にそのまま当てはめる結論は出せんそうじゃ。

脳内の物質と攻撃性の関係を突き止めるための、大真面目な科学研究だったんですね。

うむ。ワシもこの成分を少し飲めば、おぬしの宿題サボりに対して仏のように寛大になれるかもしれんがな。

先生、それ以上丸くなったら、うさぎじゃなくてただの毛玉になっちゃいますよ。

誰が毛玉じゃ! これ以上縮むわけにはいかんのじゃ!
ついでに知りたいイスラエル


- 首都
- エルサレム
- 人口
- 約984万人
- 言葉
- ヘブライ語
- お金
- 新シェケル(1新シェケル=約51円。2026年10月の目安)
- 時差
- 日本より7時間遅い(夏時間は除く)
- 1
イスラエルのテルアビブは「白い都市」と呼ばれ、1930年代に建てられたバウハウス様式の白い建物が数千棟も残っています。
- 2
テクニオン・イスラエル工科大学は、1924年に学生に門戸を開き、これまでに約9万2500件の学士号を授与しています。
- 3
カナダ東部のファンディ湾は、世界で最も干満差が大きいことで知られています。
- シロシビン
- マジックマッシュルームの有効成分。
- 自家受精
- 自分の卵子と精子で受精すること。



