オランダ/アメリア・イアハートの謎の機体発見?→ただの丸太
1930年代に行方不明となった伝説の飛行士アメリア・イアハート。その失踪の謎を解明する「飛行機の残骸」をついに発見したと思ったら、ただの丸太の山でした。
元のニュース:NOS(オランダ公共放送)(2026年10月19日・外部サイト)


まずは、ざっくりニュース
1937年7月、女性として初の世界一周飛行に挑んでいた飛行士アメリア・イアハートは、太平洋を横断中に消息を絶ちました。
大規模な捜索でも手がかりは見つからず、それから89年がたった今も、航空界で最も有名な行方不明事件の一つとなっています。
ところが2020年、太平洋のキリバスにある無人島・ニクマロロ島の航空写真に、沖合で機体の残骸のように見える謎の物体が見つかりました。
そこで、当時彼女の機体に資金を出していたアメリカのパデュー大学が17人の調査隊を組み、5日間の船旅を経て現地で4日間の調査を行いました。
しかし現地で確かめたところ、正体は飛行機の残骸ではなく、海流ですでに大半がバラバラに流されたただの丸太の山だとすぐに分かりました。
写真で金属のように光って見えたのは、木の表面にサンゴ砂がくっついて固まっていたためでした。
ただ、この島では過去に1930年代の女性用の靴や化粧道具も見つかっており、隊長は今も島と彼女に関係があると確信しています。
そのため隊長は「物体が何だったのかを調べる目的は達成できた」と胸を張り、大学側も捜索を続ける意向を示しています。
ドヤ塾、本日の授業

先生、89年前に消えた伝説の飛行士の飛行機が見つかったかも!って大ニュースだったのに、現地に行ったら「ただの丸太」だったって…そんなオチありますか?

笑うでない、ロマンを追いかけた結果じゃ! そもそも2020年の航空写真に、ニクマロロ島の浅瀬で「金属みたいにキラリと光る、飛行機そっくりの影」が写っていたんじゃよ。これを見たら誰だって色めき立つじゃろう。

でも、なんでただの木の丸太が、写真で「金属の飛行機」みたいに光って見えたんですか?

そこが南の島の自然のイタズラじゃな。海に漂っていた流木の表面に、真っ白な「サンゴの砂」がビッシリこびりついて、カチカチに固まっていたんじゃ。それが太陽光を反射して、上空からの写真だと「金属の機体」にしか見えなかったんじゃよ。


天然のメッキ加工じゃないですか! 大自然、紛らわしいことしないでほしいですね…。それで、調査隊の人たちは現地に行ってすぐ気づいたんですか?

うむ。当時のスポンサーだったパデュー大学が17人のチームを組んで、はるばる太平洋の無人島まで乗り込んだんじゃが…調査したら「到着してすぐに」ただの丸太だと判明したそうじゃ。しかも4日間調査する予定じゃったのに、あっという間にオチがついてしまった。

うわぁ…! 17人で大荷物抱えて無人島まで行って、すぐに「あ、これ木ですね」ってなった時の気まずさ、想像しただけで胃が痛いです。

しかもその丸太、海流のせいで、写真に写っていた時からすでに大半がどこかへ流されてしまっていたそうじゃ。

飛行機じゃなかった上に、丸太すらほとんど消えてたんですか!? 踏んだり蹴ったりですね!

じゃがな、探検隊長は実にポジティブなんじゃ。「少なくとも、あの写真の物体が何だったのかという目的は達成できた!」と誇りに思っておる。実際、調査の世界では「違ったということが確実にわかる」のも立派な成果なんじゃよ。

たしかに、確かめに行かなかったら、これから何十年も「あそこに飛行機が沈んでるのに!」って世界中の人がモヤモヤし続けますもんね。

そういうことじゃ。実はこのニクマロロ島では、過去に1930年代の靴などが発見されたこともあってな。隊長は今も、島と彼女に関係があると確信しておるんじゃ。

へぇー! じゃあ、今回の丸太はハズレでしたけど、島自体はまだ怪しいんですね。

うむ。隊長も「いつか誰かが決定的な証拠を見つけると信じている」と全く諦めておらんよ。…まあ、次に写真で怪しい影を見つけても、「またサンゴまみれの丸太じゃないか?」って全員が3回くらい疑ってかかるじゃろうがな。
ついでに知りたいオランダ


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- 1
ニクマロロ島はかつて人が定住していましたが、1960年代の長引く干ばつにより住民はソロモン諸島へ避難しなければなりませんでした。
- 2
キリバス共和国はかつて日付変更線で二分されていましたが、実用上の理由から1995年に国全体を日付変更線の西側に統一しました。
- 3
キリバスの国旗には、黄色く昇る太陽の上を飛ぶグンカンドリが描かれています。



