宇宙から「アダナの同郷の皆さん」へ。トルコ生まれのNASA飛行士

トルコの空軍基地で生まれたNASAの宇宙飛行士デニズ・バーナムさんが、2027年に初めて宇宙へ向かいます。宇宙から祖父母とアダナの人々に手を振ると話しています。

元のニュース:Hürriyet(トルコの新聞)(2026年10月5日・外部サイト)

STEP 1

まずは、ざっくりニュース

NASA(アメリカ航空宇宙局)の宇宙飛行士デニズ・バーナムさんが、2027年に参加する初めての宇宙ミッションについて、ビデオメッセージで語りました。

トルコの新聞ヒュリエトが2026年10月5日に伝えました。

ロシアの宇宙飛行士2人と宇宙船ソユーズMS-30で国際宇宙ステーションへ向かう予定で、訓練を続けています。

バーナムさんの母親はトルコ人で、父親はアメリカの軍人です。

本人は、父親が一時期勤務していたトルコのインジルリク空軍基地で生まれました。

祖母はエジェアバット、祖父はアフヨンの出身だと紹介し、祖母のおいしいトルコ料理で育ったと話しています。

望遠鏡を自作していた祖父の宇宙好きは家族全員に広がり、裏庭で星や惑星を眺めて数えきれない時間を過ごしたそうです。

大学で化学工学、大学院で機械工学を学び、NASAの研究所でのインターンや、アメリカ海軍の予備役での技術士官を経験しました。

飛行機とヘリコプターの操縦資格もあります。

2021年にNASAの宇宙飛行士候補に選ばれ、2022年1月から任務についています。

バーナムさんは、宇宙から祖父母とアダナの同郷の人々、そして世界中に手を振ると話しています。

STEP 2

ドヤ塾、本日の授業

ドヤ先生
ドヤ先生

諸君、ドヤ塾の時間じゃ。今日は宇宙の話じゃぞ。うさぎと宇宙といえば、月じゃな。

ポカン君
ポカン君

うさぎに月の話をさせると長いので、今日は地球の話からでお願いします。

ドヤ先生
ドヤ先生

…コホン。NASAの宇宙飛行士デニズ・バーナムさんが、2027年に初めて宇宙へ行く。その人がトルコとつながりがあるんじゃ。

ポカン君
ポカン君

トルコの人なんですか?

ドヤ先生
ドヤ先生

お母さんがトルコ人、お父さんがアメリカの軍人じゃ。生まれたのは、お父さんが一時期勤めておったトルコのインジルリク空軍基地じゃよ。

ポカン君
ポカン君

基地生まれ!書類の「出生地」の欄、書くたびに二度見されそうですね。

ドヤ先生
ドヤ先生

書類の心配はせんでよい。おばあさんはエジェアバット、おじいさんはアフヨンの出身。家族の根っこはトルコのあちこちにあるんじゃ。

ポカン君
ポカン君

日本だったら、生まれた所と、おばあさんの町と、おじいさんの町で「ゆかりの地」ののぼりを取り合いますね。

ドヤ先生
ドヤ先生

有名人が1人出ると、役所に「ゆかり推進係」ができるのが日本の伝統芸じゃからのう。

ポカン君
ポカン君

で、なんで宇宙飛行士になったんですか?

ドヤ先生
ドヤ先生

おじいさんの宇宙好きが、家族みんなにうつったそうじゃ。おじいさんは望遠鏡を自分で作っておった。

ポカン君
ポカン君

望遠鏡を手作り!家に博物館がありそうですね。

ドヤ先生
ドヤ先生

家族で裏庭から星や惑星を眺めて、数えきれん時間を過ごしたそうじゃ。ワシの若いころもな、砂漠で星を見ながら…

ポカン君
ポカン君

先生、その話は長いのでまた今度で。それより、おばあさんのトルコ料理で育ったって話のほうが気になります。じゅるり。

ドヤ先生
ドヤ先生

おぬしは星より皿か。まあ、星を眺める夜にもおいしいごはんは要るからのう。

ポカン君
ポカン君

宇宙飛行士って、どうやったらなれるんですか?

ドヤ先生
ドヤ先生

よいか、この人の場合じゃ。大学で化学工学、大学院で機械工学を学び、NASAの研究所でインターンをした。

ドヤ先生
ドヤ先生

アメリカ海軍の予備役で技術の士官を務め、飛行機もヘリコプターも操縦できる。2021年に宇宙飛行士の候補に選ばれたんじゃ。

ポカン君
ポカン君

肩書きが多すぎて、ぼくの履歴書の「特技・昼寝」がかわいそうになってきました。

ドヤ先生
ドヤ先生

かわいそうなのは、それを読まされる面接官じゃ。

ポカン君
ポカン君

でも2022年に仕事を始めて、初めて宇宙に行くのは2027年。けっこう待つんですね。

ドヤ先生
ドヤ先生

本番より準備の方がずっと長い。大人の世界では、会議の準備のための会議もあるからのう。

ポカン君
ポカン君

それ、うちの会社では「定例」と呼ばれてます。

ドヤ先生
ドヤ先生

今はロシアの宇宙飛行士2人と一緒に、宇宙船ソユーズMS-30で国際宇宙ステーションへ行く訓練を続けておるそうじゃ。

ポカン君
ポカン君

宇宙から手を振っても、地上からは見えないですよね。

ドヤ先生
ドヤ先生

見えるかどうかは置いておけ。本人は、宇宙から祖父母とアダナの同郷の人々、そして世界中に手を振ると話しておる。

ポカン君
ポカン君

じゃあぼくも、ドヤ塾から先生に手を振ります。授業中ずっと。

ドヤ先生
ドヤ先生

それは手を振っておるのではなく、授業を聞いておらんのじゃ!…さて、今日のまとめじゃ。

STEP 3

ここだけ覚えて帰ろう

  1. 1

    トルコの空軍基地生まれのNASA飛行士が、2027年に初めて宇宙へ行く。

  2. 2

    望遠鏡を自作した祖父の影響で、家族みんなが宇宙好きになった。

  3. 3

    宇宙から祖父母とアダナの同郷の人々に手を振ると話している。

ことば解説
インジルリク空軍基地
トルコにある空軍基地。アメリカの軍人であるバーナムさんの父親が、一時期ここで勤めていた。
ソユーズMS-30
ロシアの宇宙機関ロスコスモスの宇宙船。国際宇宙ステーションへ人を運ぶ。