ニカラグアでカエルや大蛇5万匹を輸出、珍しいペットで稼ぐ11億円超
中米ニカラグアが2026年の9か月間でカエルやトカゲなど5万匹以上を輸出し、約11億6000万円を売り上げました。野生を乱獲せず、繁殖場で育てた珍しいペットが世界で人気です。
元のニュース:Nicaragua Investiga(ニカラグア)(2026年10月31日・外部サイト)


まずは、ざっくりニュース
中米のニカラグアは、1万2400種を超える豊かな動物たちが暮らす自然豊かな国です。
現地の調査報道メディアによると、同国は2026年1月から9月までの9か月間で、5万匹以上のカエルや爬虫類を世界中へ合法的に輸出しました。
輸出による収入は760万ドル(約11億6000万円)に達し、日本やアメリカ、フランスなど世界各国へ届けられています。
取引のほとんどは珍しいペットを求める市場向けで、鮮やかなアカメアマガエルやお腹が透き通るグラスフロッグ、大蛇のボアなどが人気を集めています。
自然の生き物を乱獲しないよう、すべての動物は国の認可を受けた繁殖場で育てられ、ワシントン条約の許可を得て出荷されました。
環境当局は個体の追跡管理を進めており、貴重な生態系を守りながら国の収入源として生かす仕組みが続けられています。
ドヤ塾、本日の授業

先生、カエルやヘビで11億円以上って、生き物がまるごと歩くお札に見えてきますよ! でも、たった9か月で5万匹も、世界中で誰が何のために買ってるんですか!?

ふぉっふぉっ、世界的な「エキゾチックペット」の熱狂じゃよ。アメリカやフランス、さらには日本やタイなど世界中から注文が殺到しておるんじゃ。日本のペット売り場どころの規模ではないぞ。

日本にも来てるんですね! ちなみに、そんなケタ違いの注文を集めるって、現地のどんな生き物が大人気なんですか?

真っ赤な目のアカメアマガエルや大蛇のボア、そしてこの内臓が透けて見える「グラスフロッグ」などじゃな。


うわ、本当にお腹がスケルトン仕様のゲーム機みたいにスケスケですね! 心臓の動きまで見えたら、健康診断が秒で終わりそうです。

見た目のインパクトは抜群じゃろ。ニカラグアには1万2400種以上の動物が生息するから、世界の愛好家垂涎の的というわけじゃ。

でも先生、5万匹もジャングルから捕まえて輸出したら、あっという間に絶滅しちゃいませんか? 自然破壊が心配です。

そこが国の知恵なんじゃ。自然から直接捕るのではなく、国の認可を受けた専門施設で繁殖させ、ワシントン条約の許可証をつけて輸出しておるんじゃよ。

なるほど! 勝手に捕まえたら密猟だけど、施設で育てて国の公認スタンプを押せば、堂々たる合法ビジネスになるわけですね。

うむ。国内9つの繁殖場のうち6施設が参加し、国が個体の追跡管理まで徹底しておる。自然の森を荒らさずに資源を生かす見事な仕組みじゃな。

ただ自然を守るだけじゃなくて、生態系を壊さないルールを作ってお金を稼ぐのは賢いですね!

そういうことじゃ。知恵を絞れば自然は最大の宝になる。…ただ、輸出リストに大蛇のボアがおるのは、うさぎのワシとしては気が気でないがな。

先生、大蛇が日本に届く前に、まず先生の逃げ道を追跡管理しておきましょうか?

頼むからワシを捕獲対象にするでない! 逃げる時は自前の俊足で逃げ切ってみせるわい!
ついでに知りたいニカラグア


- 首都
- マナグア
- 人口
- 約514万人
- 言葉
- スペイン語
- お金
- ニカラグア・コルドバ(1コルドバ=約4.3円。2026年10月の目安)
- 時差
- 日本より15時間遅い(夏時間は除く)
- 1
ニカラグア湖は淡水湖ですがオオメジロザメが生息しており、カリブ海から川を遡って行き来していることが分かっています。
- 2
セロ・ネグロは1850年に誕生した中米で最も新しい火山で、周囲の緑と対照的な姿から「黒い丘」と名付けられました。
- 3
ニカラグア湖に浮かぶオメテペ島は、2つの火山がつながってできた珍しい島で、先住民族の言葉で「2つの山」を意味します。
- 繁殖場(ソオクリアデロス)
- 野生動物を自然から捕獲せず、施設内で飼育・繁殖させて需要に応える場所。ニカラグアでは国の登録と監督のもとで運営されています。
- ワシントン条約
- 絶滅のおそれがある野生動植物の国際取引を規制し、種の保護を図る国際条約。希少性に応じて取引が厳しく制限されています。
この記事の出典と参考資料
- Nicaragua Investiga(ニカラグア)(2026年10月31日)
- Wikipedia(Zoocría)(es.wikipedia.org)
- Wikipedia(絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約)(ja.wikipedia.org)
- Wikipedia(Agalychnis callidryas)(es.wikipedia.org)
- Wikipedia(Centrolenidae)(es.wikipedia.org)
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