中国チリソース老干媽、唐辛子AI選別で作業員激減と自慢し批判
中国の有名チリソース「老干媽」の幹部が、AI検査で作業員が600人から48人に減ったと誇り批判を浴びています。庶民派ブランドだけに、解雇への心配から不買の呼びかけに発展しました。
元のニュース:Sixth Tone(中国)(2026年10月28日・外部サイト)


まずは、ざっくりニュース
中国で広く愛されるチリソース「老干媽(ラオガンマー)」が、AIを使って人を減らしたのではないかと疑われ、批判を浴びています。
きっかけは2026年9月、中国南西の貴州省で開かれた集まりでの、会社の幹部が言ったことでした。
唐辛子の検査にAIを入れたところ、現場で働く人が600人以上から48人に減り、売り上げがこれまでで一番多くなったと話したのです。
しかし創業者がリストラを経験した元労働者で、働く人に寄り添ってきた会社だけに、この発言に強い反発の声が上がりました。
ネットの「微博(ウェイボー)」では投稿が見られた回数が1億2000万回を超え、不買を呼びかける声も出ています。
会社は「人数は言っていない」と答えましたが、保険に入っている働き手が3000人から740人に減っていたことが広まり、疑いが強まりました。
中国政府も10月23日に、手作業の多い仕事ではAIを慎重に取り入れ、働く人の仕事を守るよう呼びかけたばかりです。
効率を求める動きと、働く人を守る責任との間で、名物ソースをめぐる話が続いています。
ドヤ塾、本日の授業

先生、チリソース会社が「AIで作業員を600人から48人に減らした」と発表して大炎上って…普通は「AIで大効率化!」って胸を張る話じゃないんですか?

相手が悪かったんじゃ。「老干媽(ラオガンマー)」は中国全土の食卓を支える「国民のお母さん」と慕われる調味料なんじゃよ。

お母さん! あ、この真っ赤な油と具がたっぷり入ったチリソース、中華料理店や輸入スーパーでよく見かけますよ! 瓶のラベルには厳しそうな女性の顔が描かれてますよね。


創業者の陶華碧(タオ・フアビー)氏じゃ。彼女自身が元リストラ労働者から屋台を開いて成功した苦労人でな。「労働者の味方」という看板が最大の誇りだったんじゃ。

元リストラ労働者が作った庶民派ブランドが、AI自慢で大量首切り疑惑なんて、一番やっちゃいけない裏切りじゃないですか!

うむ。唐辛子の選別作業にAI検査を入れ、エラーほぼ0%で過去最高の売上54億元(約1277億円)を達成したそうじゃ。幹部も誇らしかったんじゃろうな。

この山盛りの唐辛子を手作業で選別するのも目が痛くなりそうですけど、600人が48人って、40人学級が突然3人になるレベルの激減じゃないですか!


SNSで閲覧数が1億2000万回を超えて大騒ぎじゃ。慌てた会社の人事は「幹部は人数など言ってない」と火消しに走ったんじゃが…これが火に油を注いでな。

「言ってない」は一番やっちゃダメな大人の言い訳ですよ! ネットですぐバレたんじゃないですか?

ネット民が社会保険の記録を調べたら、従業員数が約3000人から740人に激減していたことが暴かれてしまったんじゃよ。

火消ししようとして決定的な燃料を投下してますね! 75%も減ってたら「言ってない」じゃ押し通せませんよ。

中国政府も10月に「労働集約型産業ではAI導入を慎重にし、雇用の影響を抑えよ」と指針を出したばかりじゃ。名門の失言は、国の政策の急所にも当たったんじゃな。

「全員がAIで仕事を失ったら、誰がソースを買うんだ」ってネットの反論、身も蓋もないド正論ですね。買う客がいなきゃ、いくら高速で作っても意味ないですし。

うむ。効率化ばかり叫ぶ大人に、唐辛子よりピリリと効く一言じゃ。手作業のぬくもりで愛されたお母さんソースじゃからこそ、ファンも敏感になったんじゃな。

そうですよ! ソースを辛くするのは大歓迎ですけど、広報まで激辛にして炎上してたら、お母さんも瓶の中で苦笑いですよ!
ついでに知りたい中国


- 首都
- 北京市
- 人口
- 約14.0億人
- 言葉
- 中国語
- お金
- 人民元(1人民元=約24円。2026年10月の目安)
- 時差
- 日本より1時間遅い(夏時間は除く)
- 1
貴陽のシンボル「甲秀楼」は明代の1598年に建てられ、科挙で優秀な人材が輩出することを願って「科甲挺秀」から名付けられました。
- 2
貴州料理(黔菜)は「酸辣香鮮」を特徴とし、貴陽を中心とする黔中料理は香ばしく辛い唐辛子と酸味を組み合わせた深い味わいが名物です。
- 3
冷涼な気候を活かし、貴陽市は2015年以降ビッグデータ産業の拠点として急速に発展し、中国を代表するデータセンター都市となっています。
- 老干媽(ラオガンマー)
- 中国の貴州省で生まれた国民的なチリソースブランド。創業者の女性の肖像画がトレードマークとして広く知られている。
- 涼粉(リャンフェン)
- 米粉や豆などのデンプンを固めて麺状にした中国の冷製料理。辛味や酸味のあるタレを絡めて食べる庶民的な軽食。
この記事の出典と参考資料
- Sixth Tone(中国)(2026年10月28日)
- Wikipedia「老干妈」(zh.wikipedia.org)
- 人民網(politics.people.com.cn)
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