サモアで車のパレード禁止令も無視、ラグビー代表大勝でお祭り騒ぎ
南太平洋の島国サモアで、ラグビー代表の大勝に沸く市民が車のパレード禁止令を無視し、通りを車で埋め尽くしました。首相も広場の群衆と一緒になって熱狂しています。
元のニュース:Talamua Online(サモア)(2026年10月26日・外部サイト)


まずは、ざっくりニュース
南太平洋の島国サモアで、ラグビーリーグのワールドカップを戦う代表チーム「トア・サモア」が週末の試合で大勝しました。
サモア代表はパプアニューギニアを64対6で破り、大会2勝目を手にしたのです。
首都アピアの政府庁舎前には大型画面が置かれ、首相や閣僚も一般市民に混ざって声援を送りました。
サモアでは2週間前の試合後にも大騒ぎが起きていたため、警察は今回、危険な車のパレードを事前に禁止する方針でした。
しかし試合が終わると、興奮した市民は禁止令を無視して街へ繰り出しました。
アピアの通りは旗を掲げた車で埋め尽くされ、警察が群衆を解散させるのに時間がかかるほどでした。
別の島では馬に乗った戦士が旗を掲げてパレードを圧倒し、市民は思い思いのやり方で大勝を祝いました。
試合後の現地の様子について、一部の人々は「信じられない狂気だ」と振り返っています。
敗れたパプアニューギニアのマラペ首相は、「最後の笛が鳴れば一つの太平洋ファミリーだ」と語り、両国の絆をたたえました。
ドヤ塾、本日の授業

先生、サモアでラグビー代表が大勝したのに、国が出した車パレード禁止令を市民がガン無視して大騒ぎしたって…誰も言うこと聞いてないじゃないですか!

止めたくなる警察の気持ちも分かるんじゃ! サモアのサポーターは走行中の車の屋根や荷台に乗って旗を振るから、滑り落ちて轢かれる大事故が起きておるんじゃよ。

車の屋根に乗るって、アクション映画のカーチェイスじゃないですか! そりゃ警察も必死に止めますよ。

しかも2週間前のフランス戦でも78対6で大勝して道路が封鎖される大混乱になったんじゃ。だから今回は事前に禁止令を出したんじゃが…国民の熱狂が勝ってしもうた。

前回フランス戦の78点に続いて今回は64点!? ラグビーってそんなにバンバン点が入るスポーツでしたっけ?

これは日本でおなじみの15人制ではなく、13人制の「ラグビーリーグ」という競技なんじゃ。密集戦が少なくボールが止まらんから、展開が超ハイスピードなんじゃよ。


写真の選手、ボールを足元から後ろへ転がそうとしてますね! でも先生、ルールが違っても、なんでサモアの人たちはそこまで熱狂してるんですか?

トア・サモアは2021年のワールドカップで、決勝まで勝ち進んで準優勝しておるんじゃ。今回の大勝で、その熱がまた燃え上がったわけじゃよ。

国を挙げた大ヒーローなんですね! でも、パレード禁止令を出した警察や政府は止められなかったんですか?

止められるわけがないんじゃ! 首相や閣僚自らが広場で市民に混ざり、大声で熱狂しておったからのう。国のトップが先頭で盛り上がっておるのに、ブレーキなど利かんわい。

国が煽って国が止めに入るって、アクセルとブレーキ同時に踏んでますよ!

その通りじゃ! しかも車がダメならと、馬に乗った戦士がパレードを圧倒したり、ニワトリの羽に国旗を結んで走らせる動画まで出て大バズリしたんじゃ。

車がダメならニワトリを走らせるって、サモアの人たちの発想、自由すぎませんか! 警察もお手上げですね。

どんな規制も熱狂は止められんのじゃ。ちなみに大敗した相手のパプアニューギニア首相も、「笛が鳴れば一つの太平洋ファミリーだ」と両国の絆をたたえておるぞ。

負けてもノーサイドでたたえ合うのは素敵ですね! …で、次は先生の長い耳に国旗を結んで走ってみます?

ワシをニワトリ扱いするでない! あんな大歓声の中で追いかけられたら、耳がちぎれて逃げ切れんわい!
ついでに知りたいサモア


- 首都
- アピア
- 人口
- 約20万人
- 言葉
- 英語・サモア語
- お金
- タラ(1タラ=約57円。2026年10月の目安)
- 時差
- 日本より4時間進んでいる(夏時間は除く)
- 1
2009年に道路の通行を右側から左側に変更しました。豪州やNZから安価な中古の日本車(右ハンドル)を輸入しやすくするためでした。
- 2
2011年に日付変更線をまたいで西側に移動し、12月30日を丸ごとスキップ。主な貿易相手である豪州やNZと営業日を合わせるためでした。
- 3
サモアの伝統家屋「ファレ」には壁が一切なく柱と屋根だけ。風通しをよくし、誰でも歓迎する伝統の開放的な文化を表した造りです。
- トア・サモア(とあ・さもあ)
- サモアの13人制ラグビー代表チームの愛称。「トア」はサモア語で「戦士」の意味。2021年のラグビーリーグ・ワールドカップで準優勝した。
- ラグビーリーグ(らぐびーりーぐ)
- 13人制で行われるラグビーの競技方式。日本で一般的な15人制(ラグビーユニオン)と比べて密集戦でのボール争奪がなく、タックル後の展開がスピーディーなのが特徴。
この記事の出典と参考資料
- Talamua Online(サモア)(2026年10月26日)
- ニュージーランド警察公式発表(police.govt.nz)
- Samoa national rugby league team(英語版Wikipedia)(en.wikipedia.org)
- Rugby league(英語版Wikipedia)(en.wikipedia.org)
- Apia(英語版Wikipedia)(en.wikipedia.org)
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