アンティグアで独立フードフェアに司教が抗議、「日曜は礼拝の日」
カリブ海のアンティグア・バーブーダで、独立記念のフードフェアが日曜に開催され、教会の司教が抗議しました。礼拝の日と食の祭典が重なり、現地で議論になっています。
元のニュース:Antigua Observer(アンティグア・バーブーダ)(2026年10月25日・外部サイト)


まずは、ざっくりニュース
カリブ海のアンティグア・バーブーダでは、11月の独立記念日にあわせて、伝統料理が並ぶ全国フードフェアが毎年開かれています。
この催しは朝から多くの人でにぎわう人気のイベントですが、2026年は国際会議の都合で、開く日が10月25日の日曜日に早められました。
この日程に対し、教会のリーダーであるチャールズワース・ブラウン司教が、日曜日に食のイベントを開くべきではないと強く抗議しました。
この国では住民の7割以上がキリスト教の信徒で、日曜の朝には多くの人が教会へ向かいます。
司教は、朝早くから始まるにぎやかな催しが礼拝の時間と重なると話し、土曜日に安息日を守る宗派も含めて配慮を求めました。
国をあげたお祝いの楽しさと、祈りを重んじる信仰心のどちらを優先すべきかをめぐって、現地では議論が起きています。
司教は申し入れが直前になったことを認めつつも、「便利さよりも信仰への献身が大切だ」と語り、今後は日曜日に開くのを避けるよう訴えました。
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先生、国を挙げた独立記念のごちそう祭りなのに、教会の司教さんが「日曜日にフードフェアを開くな!」って抗議するなんて…日曜こそお祭り日和じゃないですか!

日本の感覚ならそう思うが、現地は国民の77%以上がキリスト教徒の国なんじゃ。日曜日といえば、教会へ行って静かに祈りを捧げる神聖な安息の日なんじゃよ。

人口の8割近く! でも、午前中にお祈りをしてからみんなで屋台へ行けば、むしろ最高の日曜日になりません?

それが甘くないんじゃ。このフードフェアは朝7時半から始まって屋台が大賑わいになるからのう。日曜午前の礼拝の時間と真っ向からぶつかってしまうんじゃよ。

朝7時半から! 朝ご飯から本気ですね。でも毎年恒例のお祭りなら、どうして今年に限って日曜日に重なったんですか?

例年は11月1日の独立記念日に開くんじゃが、今年は英連邦首脳会議の開催に合わせて日程を前倒ししたんじゃ。国際会議の都合で玉突きが起きたわけじゃな。

世界の首脳が集まる国際会議のせいで、伝統の屋台村が前倒しになったんですか!? スケールの落差に胃袋がついていかないですよ!

うむ。しかもフェアといえば、特産のブラックパイナップルや伝統料理がずらりと並ぶ一番の目玉行事じゃから、みんな楽しみにしとるしのう。


写真を見ると、パイナップルって地面からニョキッと生えるんですね! じゅるり…これは朝から行きたくなる気持ちも分かります。

司教は「利便性より信仰の献身が大切」と訴え、さらに土曜日に礼拝を守るアドベンチスト教会への配慮も求めておるんじゃ。

土曜日も日曜日もダメとなると、平日に開催するしかないんですか? でも平日だと仕事や学校がありますよね。

そうじゃ。人が集まる休日を選ぶか、信仰の安息日を守るか。祝祭の盛り上がりと信仰の敬虔さの板挟みで、主催者も悩ましいところじゃな。

親戚じゅうの法事と地域の運動会を同じ日にやるくらい難易度が高いですね…!

まさにそうじゃな。司教自身も抗議が直前になったことは認めておるが、「二度と主の日にやるな」と強い釘を刺しておるぞ。

でも先生、朝7時半からおいしいパイナップルが食べられるなら、ぼくは毎週日曜日でも喜んで早起きしますよ!

おぬしは信仰の敬虔さ以前に、単に朝ごはんに釣られて飛び起きておるだけじゃろ! 胃袋の都合で動くでないわい!
ついでに知りたいアンティグア・バーブーダ


- 首都
- セイント・ジョンズ
- 人口
- 約10万人
- 言葉
- 英語・スペイン語
- お金
- 東カリブ・ドル(1ドル=約59円。2026年10月の目安)
- 時差
- 日本より13時間遅い(夏時間は除く)
- 1
世界遺産の海軍工廠ネルソンズ・ドックヤードは、世界で唯一現存する「現在も稼働しているジョージ王朝時代の造船所」です。
- 2
アンティグア島南西部で栽培される固有種「ブラックパイナップル」は、世界一甘いパイナップルと言われています。
- 3
アンティグア島には1年の日数と同じ365のビーチがあり、「毎日違う砂浜で過ごせる島」と呼ばれています。
- 主の日(しゅのひ)
- キリスト教においてイエス・キリストの復活を記念する日曜日を指す。多くの教会で安息と礼拝を行う神聖な日と位置づけられている。
- セブンスデー・アドベンチスト(せぶんすでー・あどべんちすと)
- キリスト教プロテスタントの一派。旧約聖書の教えに基づき、日曜日ではなく土曜日を神聖な安息日として礼拝を行うのが大きな特徴。
この記事の出典と参考資料
- Antigua Observer(アンティグア・バーブーダ)(2026年10月25日)
- ABS TV Radio Antigua & Barbuda(abstvradio.com)
- U.S. Department of State(state.gov)
- U.S. Department of State(state.gov)
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