サハラ砂漠でまさかの大雨?アルジェリアの強烈な気象のコントラスト
いつもは乾燥している南部のサハラ砂漠で豪雨の警報が出される一方、北部はすっきりと晴れるという、強烈な気象のコントラストがアルジェリアで起きています。
元のニュース:TSA Algérie(2026年10月15日・外部サイト)


まずは、ざっくりニュース
秋のアルジェリアで今、北部はすっきり晴れているのに、南部のサハラ砂漠で激しい雨が続くという極端な天気のちがいが起きています。
この異例の事態を受け、国の気象局はサハラ全域に特別な気象情報を出し、南部14県に上から2番目に危険な「オレンジレベル」の大雨警報を出しました。
警報が出た地域では、10月15日からの24時間で最大50ミリの雨が降るおそれがあります。
対象地域の一つ、砂漠の町タマンラセットの1年間の雨の量は合計50ミリほどなので、「1年分の雨が1日で降る」計算になります。
砂漠にはふだん水が流れていない「涸れ川」が多く、上流で大雨が降ると急にあふれて道路が冠水する危険があります。
そのため気象局は、砂漠に住む人たちに対し、急な増水や冠水に十分気をつけるよう注意を呼びかけています。
ドヤ塾、本日の授業

今日はアルジェリアの天気予報からじゃ。北の地域はすっきりと晴れているそうじゃよ。

いいですね。絶好の洗濯日和じゃないですか。

じゃが、南のサハラ砂漠のど真ん中では、なんと激しい豪雨が降っておる。

えっ!?サハラ砂漠で豪雨?先生、まさかとは思いますけど、天気図を上下逆さまに見てませんか?

ワシの目を疑うでない。気象局が正式に出した特別気象情報じゃ。複数の県にオレンジレベルの警報が出ておる。

砂漠で大雨って、なんだかピンときませんね。どのくらい降るんですか?

対象地域のひとつでは、24時間で50ミリの雨が降る可能性があるそうじゃ。

50ミリって、日本の梅雨時なら普通の雨ですよね。なのに、なんでオレンジの警報なんですか?

サハラ砂漠と一緒に考えるな。対象地域に入っているタマンラセットという町は、1年の雨がだいたい50ミリなんじゃ。

ということは、タマンラセットにとっては1年分の雨がたった1日で降るってことですか!

うむ。砂漠には普段は水が流れていない「涸れ川」があってな。上流域で雨が降ると突然鉄砲水が起こるんじゃ。

つまり、普段は「ただのくぼんだ砂地」なのに、急に濁流になるってことですか。大自然のドッキリですね。

笑い事ではないぞ。道路が冠水して通れなくなる危険もあるから、住民には特に注意が呼びかけられておる。

なんだか怖いです。でも先生、砂漠でそんな大雨が降るなんて、何か原因があるんですか?

今回の原因ははっきりしておらんが、温暖化でサハラの雨が増えるという説もあるそうじゃ。

じゃあ、砂漠だからって油断してはいけませんね。

うむ。とはいえ、やっぱりこれだけの大雨は珍しいから、ニュースになっておるわけじゃが。

北はすっきり晴れているのに、南の砂漠は大雨って、同じ国なのに極端すぎますよ。

この秋の、強烈なコントラストじゃな。北の地域は木曜日も引き続き晴天だったそうじゃ。

じゃあ、南の砂漠で濡れた洗濯物は、北へ持って行って干せばいいんじゃないですか?

フライトに何時間かかると思っておるんじゃ。そんなことをするくらいなら、乾燥機を買ったほうが早いわ。

でも、乾燥機を回す電気代より、砂漠の太陽光で乾かす方がエコじゃないですか。

だから、今はその太陽が隠れて大雨になっておる話をしておるんじゃ!…まったく。
ついでに知りたいアルジェリア

- 首都
- アルジェ
- 人口
- 約4,616万人
- 言葉
- アラビア語
- お金
- アルジェリア・ディナール(1ディナール=約1.2円。2026年10月の目安)
- 時差
- 日本より8時間遅い(夏時間は除く)
- 1
アルジェリアの首都アルジェは、日本の新潟県南部や石川県中部などとほぼ同じ緯度にあります。
- 2
サハラ砂漠は数千年前までは湿潤な土地で、その頃の化石水が地底深く眠っています。
- 3
アルジェリアではサッカーが最も人気のあるスポーツです。



