かつて「首都で一番高い道路」。ハノイが中央分離帯を削って道幅を拡張
ベトナムの首都ハノイで、2013年の開通当時に「首都で一番高い道路」と言われた道が、中央分離帯を削って片側5.5メートルずつ広がります。10月9日から片側3車線になります。
元のニュース:Tuổi Trẻ(ベトナムの新聞)(2026年10月1日・外部サイト)
まずは、ざっくりニュース
ベトナムの首都ハノイの建設局は10月1日、市内のオーチョーズア通りの一部の区間で、交通の形を変えると発表しました。
中央分離帯を削り、道幅を片側5.5メートルずつ広げます。
広げたあとも中央分離帯で上下線を分け、片側3車線になります。
新しい形は10月9日から始まります。
この道は、オーチョーズアとホアンカウを結ぶ道路として、2013年12月末に開通しました。
総投資額は6420億ドン(約37億円)で、1メートルあたり10億ドン(約580万円)以上かかったことから、当時は「首都で一番高い道路」と言われました。
切り替えにあたっては、担当者が特にUターン地点で交通を誘導し、交通違反も取り締まります。
建設局は地元の行政に対し、歩道や車道へのはみ出し、違法駐車への対処と、住民への周知を求めています。
ドヤ塾、本日の授業

諸君、ドヤ塾の時間じゃ。今日はベトナムの首都ハノイから、道路の話じゃ。

道路の話…ぼく、地図を見るだけで酔うんですけど。

安心せい。今日の道路は、値段で酔える。2013年に開通したとき「首都で一番高い道路」と言われた道なんじゃ。

道路に、値段のランキングがあるんですか。

総投資額は6420億ドン、約37億円。1メートルあたり10億ドン、約580万円以上かかったそうじゃ。

1メートル580万円…一歩歩くごとに、新車が買えちゃいますね。

車道じゃから、歩いて渡るでない。

で、その高級道路がどうしたんですか。

10月1日、ハノイ市建設局が発表した。中央分離帯を削って、道幅を片側5.5メートルずつ広げるそうじゃ。

37億円の道路を、削るんですか。

削るのは真ん中の分離帯じゃ。広げたあとも分離帯で上下線を分けたまま、片側3車線になる。10月9日からじゃ。

高い道路でも、できたあとに手直しするんですね。

よいか、道路というものはな、どれだけお金をかけても、あとから手直しが入るものなんじゃ。

うちの会社のシステムと同じですね。完成した日に「改修案件」が立ち上がります。

…できたものに注文がつくのは、どこの国でも同じじゃな。

切り替えのとき、運転する人は困りませんか。

担当者が、特にUターンする場所で誘導するそうじゃ。交通違反も取り締まる。

切り替えのあとも、まだ心配ごとがあるんですか。

さらに建設局は、地元の役所に、歩道や車道へのはみ出しと違法駐車をなんとかするよう求めておる。住民へのお知らせもじゃ。

歩道からはみ出したものの片づけまで、セットなんですね。

うむ。1メートル580万円の道路が、駐車場代わりになったら泣くに泣けんからのう。

日本だと、道路工事って年度末に集中するって言いますよね。

予算を使い切るための、日本の春の風物詩じゃな。

先生、ドヤ塾の廊下も広げましょうよ。

廊下を広げる前に、生徒を増やすのが先じゃ。…さて、今日のまとめじゃ。
ここだけ覚えて帰ろう
- 1
かつて「首都で一番高い道路」と言われた道を、ハノイが広げる。
- 2
中央分離帯を削り、片側5.5メートル拡幅。10月9日から片側3車線。
- 3
2013年の開通時、1メートルあたり10億ドン(約580万円)以上かかった。
- ドン
- ベトナムのお金の単位。1万ドンは約58円(2026年10月時点の目安)。

