シンガポールのジムで背後から見知らぬ人。共連れ扱いで罰金請求
シンガポールの24時間営業ジムで、見知らぬ他人が勝手について入ってきた会員に約7500円の罰金が請求されました。警備員ではないと反発する会員とジム側で対立が起きています。
元のニュース:Mothership(シンガポール)(2026年10月21日・外部サイト)


まずは、ざっくりニュース
シンガポールにある24時間営業のフィットネスジムで、会員の男性が思わぬ罰金を請求されたと話題になっています。
このジムは専用の電子キーをかざして入室する仕組みですが、2026年10月8日、男性の入館時に見知らぬ人物が背後から勝手に入ってきました。
すると後日、店舗側から「共連れ入場を許した」として、65シンガポールドル(約7500円)の支払いを求める通知が届いたのです。
店舗側は防犯カメラ映像を根拠に、故意でなくても背後のドアが確実に閉まるのを確認するのは会員の義務だと主張し、48時間以内の支払いを求めました。
このチェーンでは2023年にも同様に背後から侵入された男性が約6900円を請求されており、会員にどこまで責任を負わせるべきか議論を呼んでいます。
納得のいかない男性は「自分は利用客であって警備員ではない」と抗議し、警察や地元の消費者団体に相談しました。
現地メディアがジム側にコメントを求めており、今後の対応に注目が集まっています。
ドヤ塾、本日の授業

先生、ジムに入ったとき後ろから勝手についてきた見知らぬ人のせいで、会員が約7500円も罰金を払わされるって理不尽すぎませんか!? 自動ドアの前で後ろを警戒しながら入れってことですか?

背後を気にしながら筋トレに通うのも落ち着かん話じゃな。じゃがジム側からすると、これは『テイルゲーティング(共連れ入場)』という不正侵入を防ぐための厳格なルールなんじゃよ。

テイルゲーティングって、車間距離を詰めて走るあおり運転みたいな名前ですね。でも後ろの人が電子キーをピッと鳴らしたかどうかなんて、背中に目がついてないと分かりませんよ!

まさにそうじゃ。じゃがジム側は『故意でなくても、背後のドアが確実にロックされるまで見届けるのが会員の義務だ』と言い張っておる。しかも猶予は48時間以内じゃ。

48時間って、身代金の要求並みに急かしてきますね! 筋トレの筋肉痛が治る前に払わなきゃいけないじゃないですか。

…コホン。払わんとどうなるかというと、過去の似た事例では、世界50カ国に5000店以上ある系列店すべてから締め出されると警告された会員もおるんじゃ。

世界中を出禁ですか!? たった1回見知らぬ人に入り込まれただけで、世界規模のブラックリスト入りは怖すぎますよ。

2023年にも同じシンガポールの別店舗でトラブルがあってな。背後から女性がついて入った男性が約6900円を請求され、立ち入り禁止を避けるために泣く泣く支払ったそうじゃ。

しかもその時、規約の書面には約3400円って書いてあったのに、いつの間にか倍額に値上げされてたんですよね? ぼったくりじゃないですか!

大人の世界では規約の変更など日常茶飯事じゃが、さすがに納得がいかんわな。24時間無人のジムは人件費を削れる分、無断利用者を防ぐセキュリティの責任を利用客の監視義務に丸投げしているという批判もあるんじゃ。

利用客に警備員のバイト代を払ってほしいくらいですよ! だから被害にあった男性も「ぼくは客であって警備員じゃない」って怒ったんですね。

うむ。怒った男性は警察に被害届を出したうえ、シンガポール消費者協会(CASE)にも相談して徹底抗戦の構えをとっておるよ。

警察や消費者団体まで巻き込む大捕物になってるんですね。でも実際、自分の後ろに見知らぬ人がピタッと張り付いてきたら、どう防げばいいんですか?

一度ドアが閉まってカチッと鍵がかかるのを立ち止まって確認し、相手に『お先にどうぞ、自分のキーで開けてください』と促すしかないじゃろうな。

ジムのドアの前でそんな探り合いをするんですか! ドアの前でお見合いして譲り合ってたら、トレーニング始める前にメンタルがすり減っちゃいますよ。

便利で身軽なはずの無人ジムで、会員同士が疑心暗鬼になるのは皮肉な話じゃな。便利な無人サービスほど、利用者に求められる自己防衛のハードルが高くなるという教訓じゃよ。

背後を警戒しながら入るくらいなら、最初から後ろ歩きでジムに入れば、相手とバッチリ目が合って侵入を防げますね!

防犯カメラに不審者として通報されて、どのみち出禁を食らうわい!
ついでに知りたいシンガポール

- 首都
- シンガポール
- 人口
- 約587万人
- 言葉
- 英語・中国語・マレー語など4言語
- お金
- シンガポールドル(1シンガポールドル=約123円。2026年10月の目安)
- 時差
- 日本より1時間遅い(夏時間は除く)
- 1
タンピネスという地名は、かつてこの地域に自生していた頑丈な木「テンピニス」に由来しています。
- 2
タンピネスは優れた住宅街設計が評価され、1992年に国連の世界居住賞(World Habitat Award)を受賞しました。
- 3
シンガポール市民の台所である屋台街「ホーカー」の飲食文化は、2020年にユネスコの無形文化遺産に登録されました。
- テイルゲーティング(ているげーてぃんぐ)
- 正規の許可を持つ人のすぐ後ろについて、無断でセキュリティエリアに侵入する行為のこと。車のあおり運転に例えた言葉。



