ドイツ:スマホで運賃を払うアプリ、地域で計算方法がバラバラ
ドイツのニーダーザクセン州などで、スマホで簡単に運賃が払える乗車券アプリが登場しています。しかし、アプリごとに計算方法が違うことが伝えられています。
元のニュース:NDR(北ドイツ放送)(2026年10月22日・外部サイト)


まずは、ざっくりニュース
ドイツ北部のニーダーザクセン州などで、スマホの乗車券アプリが登場しています。
アプリごとに運賃の計算方法が異なっており、北ドイツ放送(NDR)が現状を伝えています。
例えば、ハノーファー地域のアプリは、約230円の基本料金に加え、直線距離1キロごとに約39円が加算されます。
上限は1か月で約10600円です。
オスナブリュックのアプリは週単位で計算され、上限は約3500円となります。
さらに、ブラウンシュヴァイクなどの地域では日単位で計算され、上限はその地域の1日チケットの価格です。
一方、NRW州ではすでにシステムが稼働し、同州とハンブルクは全国共通のデジタル運賃計画を提案しました。
しかし、この計画は交通相会議の議題から外されました。
ドイツ交通企業連合は、この全国提供はコストを引き起こすと批判しています。
また、毎月解約可能な定額制のDeutschlandticketの論理を揺るがすとしています。
一方で乗客団体は、全国計画が公共交通を利用する好機だと歓迎しています。
ドヤ塾、本日の授業

先生、ドイツでスマホ乗車券アプリが出てるけど、計算方法が地域で全然違うとは、何が問題なんですか?

ニーダーザクセン州などで、スワイプで乗降できるアプリがあるんじゃが、それぞれのアプリで運賃の計算方法が異なっておるんじゃよ。

日本なら乗った区間の分だけってわかりやすいですけど、ドイツはどうなってるんですか?

例えばハノーファー地域のアプリでは、基本料金に加えて、出発地と到着地の直線距離1kmごとに24セント(約39円)を加算する計算なんじゃ。

直線距離!? じゃあ山を越えたり遠回りするルートに乗っても、地図上で近ければ安く済むんですね。地図と路線図を並べて運賃を計算する数学のテストみたいです!

一方、オスナブリュックのアプリでは、乗車を自動で認識して「週単位で上限21.50ユーロ(約3500円)」となるんじゃ。

あ、それなら「今週はいっぱい乗ったからもうタダだ!」ってわかりやすくていいですね。他の町はどうなんですか?

ブラウンシュヴァイクなどの地域では、「日単位での計算で、上限はその地域の1日チケットの価格」になるそうじゃ。

直線、週単位、日単位…。町をまたぐたびに、どのアプリでどう計算されるか、乗る前に電卓を叩く姿が目に浮かびますよ。

まさにそれじゃ。実は別の州ではすでにシステムが稼働しており、全国共通のデジタル運賃の計画も提案されたんじゃが、会議の議題から外されてしまったんじゃよ。

せっかく全国共通になれば電卓生活から解放されるのに、なんでやめちゃったんですか!?

ドイツ交通企業連合は、「このような全国共通の提供はコストを引き起こし、毎月解約可能な定額制として成功した『Deutschlandticket』の論理を揺るがす」と批判しておる。

月額最大63ユーロ(約10300円)の定額チケットですね。でもそのチケットすら、まだ統一された購入や請求のシステムがないんですよね?

そうなんじゃ。乗客団体は全国共通の計画が公共交通を利用する好機だと歓迎しておるんじゃがな。

でもぼく、チェックアウトを忘れたらどうしようって不安で、降りた後もスマホを握りしめてしまいそうです。

心配するな。おぬしの場合は、アプリを入れる前にスマホを家に忘れていくから、どの道歩くしかないじゃろう。
ついでに知りたいドイツ


- 首都
- ベルリン
- 人口
- 約8,347万人
- 言葉
- ドイツ語
- お金
- ユーロ(1ユーロ=約177円。2026年10月の目安)
- 時差
- 日本より8時間遅い(夏時間は除く)
- 1
ハノーファーのトラムの「TW 2000」型車両は、世界的デザイナーのジャスパー・モリソンがデザインしたことで知られています。
- 2
オスナブリュックは「平和都市」の異名を持ちます。
- 3
有効な乗車券を持たずに見つかった場合、通常の運賃の2倍、少なくとも60ユーロの高額な追加運賃を支払う義務があります。


