気候変動で育つ?ベルン市が市民に「未来の木」栗の苗木を無料配布
スイスの首都ベルンが、猛暑や乾燥に強い「未来の木」として、市民に無料で150本の栗の苗木を配る緑化プロジェクトを始めました。温暖化を逆手に取った取り組みです。
元のニュース:SRF(スイスの放送局)(2026年10月14日・外部サイト)


まずは、ざっくりニュース
スイスの首都ベルンが、チューリッヒ応用科学大学(ZHAW)と共同で、市民に150本の栗の苗木を無料で配布する取り組みを始めました。
これは、気候変動が進む都市部の緑化を目的とした研究プロジェクトの一環です。
栗の木は暑さや乾燥に強く、これまではスイス南部の暖かい地域に多く見られましたが、気温の上昇によってベルンの気候でも育ちやすくなりました。
プロジェクトの責任者は、栗を「未来の木」と呼び、都市の多様な緑の一つとして期待を寄せています。
配られるのは高さ約0.5メートルの若木で、12月に引き渡される予定です。
ただし、根が広く張るため道路沿いの街路樹には向かず、広い庭がある個人の家や、公園、学校などが対象となっています。
すでに市民からの関心は高く、将来はベルンで栗祭りが開かれることも想像できるといいます。
ドヤ塾、本日の授業

諸君、ドヤ塾の時間じゃ。今日はスイスの首都ベルンから、緑のニュースじゃ。

緑のニュース…。また「木を大切にしましょう」みたいなお説教ですか?

お説教ではない。もっと太っ腹な話じゃ。市が市民に150本の「栗の木」の苗木を配るそうじゃ。

栗の木ですか!じゅるり…秋には拾い放題ですね!

おぬしは食べることばかりじゃな。実はこれ、気候変動への対策なんじゃ。

栗を配るのが、気候変動の対策?どういうことですか。

栗の木は猛暑や乾燥に非常に強いんじゃ。大学の専門家も、将来の都市を緑にする「未来の木」と呼んでおる。


つまり、暑くなるのを前提にして、それに耐えられる木に乗り換えてるってことですか。

身もふたもない言い方じゃが、まあそうじゃ。もともとスイス南部の暖かい地方にあった木が、ベルンでも育つようになったんじゃよ。

でも、道端に植えたら落ちたイガで自転車がパンクしませんか。


イガより先に、根っこが問題なんじゃ。根が広く張るから街路樹には向かん。だから、広い庭がある家や、公園、学校などに配るそうじゃ。

なるほど。じゃあ、ぼくの家のベランダにある植木鉢でも…?

やめておけ。根が床を突き抜けて、下の階の住人と一緒に栗拾いをすることになるぞ。

でも先生、これって一石二鳥じゃないですか。木陰はできるし、おやつは採れるし。

その通りじゃ。プロジェクトの責任者も、将来はベルンで栗祭りが開かれるかもしれないと言っておる。

いいですね!日本のお役所なら「落ち葉の掃除は誰がやるのか」の会議で3年は止まりそうですけど。

さらに「いがぐりが落ちたら危ない」というクレームを恐れて、木の数より多く「落下注意」の看板を立てるじゃろうな。

木陰より看板の影のほうが広くなりそうですね。…先生、うちの塾の庭にも植えましょうよ。

うちには庭なんかないじゃろ。まずは生徒を増やして、広いビルに引っ越すのが先じゃ。

未来の木より、ドヤ塾の未来が心配になってきました。

…コホン。さて、今日のまとめじゃ。
ここだけ覚えて帰ろう
- 1
スイスのベルン市が市民に150本の栗の苗木を無料で配る取り組みを開始した。
- 2
栗は暑さや乾燥に強いため、気候変動が進む都市部に向く「未来の木」と期待。
- 3
根が広がるため広い庭や公園などが対象。将来はベルンで栗祭りが開かれるかも。



