司会者はしゃべりすぎるな。ガーナの名物MCが説く「消える司会」の極意
ガーナで30年以上イベントの司会を務めてきたベテランが、若い司会者たちに苦言を呈しました。しゃべりすぎ、自分の宣伝のしすぎ、そしてステージで自分の電話番号を言うことです。
元のニュース:MyJoyOnline(ガーナのニュースサイト。元記事は Daily Guide)(2026年10月5日・外部サイト)

まずは、ざっくりニュース
ガーナのベテラン放送人で、30年以上イベントの司会を務めてきたカフイ・デイ氏が、司会者たちに「しゃべりすぎを減らすべきだ」と呼びかけました。ガーナの新聞 Daily Guide の記事を、ニュースサイトの MyJoyOnline が10月5日に伝えています。
デイ氏によると、最近は多くの司会者が、イベントではなく自分の宣伝ばかりして、イベントを台無しにしているといいます。「イベントを宣伝し、登壇者をよく見せる。自分は引っ込むこと」というのが同氏の考えです。最高のほめ言葉は、銀行のイベントの後に「どちらの銀行にお勤めですか」と聞かれることだといいます。
また、次の仕事を得るためにステージで自分の電話番号を言う司会者も批判しました。良い仕事をすれば相手から連絡先を聞いてくるとして、代わりに主催者に1分間の推薦動画を撮ってもらうよう勧めています。デイ氏はセールスの仕事を17年続けた後に司会者になり、フランス人の上司に会社のイベントの司会を任されたのがきっかけだったそうです。
先生と生徒が、勝手に解説

諸君、ドヤ塾の時間じゃ。今日はガーナの、イベントの司会者の話じゃ。

司会者?結婚式とかの、あの人ですか。

そうじゃ。ガーナで30年以上司会をしてきたカフイ・デイという大ベテランが、若い司会者たちに「しゃべりすぎだ」と苦言を呈したんじゃ。

しゃべるのが仕事なのに、しゃべるなと。

彼いわく、今どきの司会者は、イベントではなく自分の宣伝ばかりしておる。主役は登壇者とイベントなんじゃから、「自分は引っ込め」とな。

結婚式で、新郎新婦より司会の人の方が印象に残っちゃうパターンですね。

まさにそれじゃ。彼にとっての最高のほめ言葉は、銀行のイベントの後に「どちらの銀行の方ですか?」と聞かれることだそうじゃ。

司会なのに、社員だと思われるくらい溶けこむってことか。かっこいい。

しかも、最後の「お礼の言葉」でみんなに感謝するのに、司会者にだけはお礼を言わない。彼はそれを見て、にっこりするんじゃと。

忘れられたら勝ち。ぼくの存在感と同じですね。

おぬしは忘れられておるだけで、勝ってはおらん。

さらに彼が怒っておるのが、ステージの上で自分の電話番号を言う司会者じゃ。次の仕事をもらうためにな。

司会の途中で「ご依頼はこちらまで」。それはさすがに図太いですね。

「いい仕事をすれば、向こうから番号を聞いてくる」が彼の答えじゃ。代わりに、主催者に1分の推薦動画を撮ってもらえ、と勧めておる。

自分でほめるより、人にほめてもらえと。

そういうことじゃ。自分で自分をほめる言葉は、だいたい誰も聞いておらんからのう。

先生、それ、ドヤ塾のチラシの「世界一わかりやすい授業」のことですか。

…コホン。ちなみに彼は、セールスの仕事を17年やってから専業の司会者になった。最初の司会は、フランス人の上司に会社のイベントでやらされたのがきっかけだそうじゃ。

無茶ぶりから30年。人生、何がきっかけになるか分からないですね。

日本でも、乾杯の前のあいさつが長い人はおるじゃろ。話の長さに悩むのは、どこの国も同じじゃな。

じゃあ先生、今日の授業もこのへんで短く…

おぬしが言うと、ただのサボりじゃ。…さて、今日のまとめじゃ。
ここだけ覚えて帰ろう
- 1
ベテラン司会者が「司会はしゃべりすぎるな」と苦言。
- 2
主役はイベントと登壇者。司会は目立たないのが一番。
- 3
ステージで自分の電話番号を言うのは、やめるべきだという。


