紙おむつのごみを減らせ。ナミビアの村で90人が布おむつに挑戦
ナミビア北東部の村で、母親など90人が、洗って何度も使える布おむつのセットを受け取りました。川を守る自然保護団体が、使い捨ておむつのごみを減らそうと始めた取り組みです。
元のニュース:The Namibian(ナミビアの新聞)(2026年10月4日・外部サイト)
まずは、ざっくりニュース
ナミビア北東部カバンゴ東州のカムチョンガ村で、母親など90人が、繰り返し使える布おむつを使い始めるためのセットを受け取りました。
カバンゴ川の生態系を守る非営利の自然保護団体「カバンゴ・ウィルダネス・プロジェクト」が始めた取り組みで、9月16日に近くのディブンドゥで始まりました。
きっかけは、村やその周辺で、使い捨ておむつのごみへの心配が出ていたことです。
カバンゴ川につながる地域や自然への影響も気にかけられていました。
団体は、洗って使える布おむつに替えることで、ごみを減らせるうえ、家庭のおむつ代の節約にもなると期待しています。
90人はこのほど最初の講習を受け、布おむつの使い方や洗い方、手入れのしかたを教わりました。
今後は毎月集まって講習を続けます。
団体は、最初の段階で得た経験をもとに、カバンゴ川沿いのほかの地域にも広げることを検討しています。
ドヤ塾、本日の授業

諸君、ドヤ塾の時間じゃ。今日はナミビアの村から、おむつの話じゃ。

おむつ…ぼく、もう卒業してますけど。

それは知っておる。宿題からも勝手に卒業しようとするのは困りものじゃがのう。

…で、おむつがどうしたんですか。

ナミビア北東部のカムチョンガという村で、母親など90人が、洗って何度も使える布おむつのセットを受け取ったんじゃ。

90人も。けっこうな大作戦じゃないですか。

うむ。配ったのはカバンゴ川を守る自然保護団体でな、使い捨ておむつのごみを減らそうとしておる。

自然保護の団体が、おむつまで。仕事の範囲が広いですね。

よいか、村やその周りでは、使い捨ておむつのごみが心配されておった。川につながる地域や自然への影響も気にされておったんじゃ。

なるほど。川を守るなら、まず赤ちゃんのお尻から、ってことですか。

身もふたもない言い方じゃが、まあそうじゃ。環境の問題は、意外な所から始まるものなんじゃよ。

でも布おむつって、洗うのが大変じゃないですか。

そこで90人は、このあいだ最初の講習を受けた。使い方、洗い方、手入れのしかたまで教わったそうじゃ。

おむつに講習があるんですね。うちの会社の新人研修より手厚いです。

しかも、これから毎月集まって講習を続ける。質問したり、経験を話し合ったりもしておるそうじゃ。

毎月の会議…。でもこっちの会議は、ちゃんと役に立ちそうですね。

団体は、ごみが減るだけでなく、おむつ代の節約にもなると期待しておる。

環境にいいうえに、お金も浮く。いいことしか聞こえないんですけど。

本来のエコとはそういうものじゃ。高い「エコ商品」を次々買わされるのとは、わけが違う。

先生、それ、エコバッグを10個持ってるぼくに刺さります。

…ワシも耳の手入れ用ブラシが3本あるから、人のことは言えんのう。

日本でも、昔は布おむつが当たり前だったって聞きますよね。

うむ、おばあちゃん世代からよく聞く話じゃな。便利さと、ごみの山とのつき合い方は、どこの国でも悩みどころじゃ。

この取り組み、ほかの村にも広がるんですか。

まずはカムチョンガで経験を積んで、カバンゴ川沿いのほかの地域に広げることを考えておるそうじゃ。

ぼくも布おむつ方式でいきます。宿題を洗って、何度も使い回します。

同じ宿題を何度も出すのは、使い回しではなく手抜きと言うんじゃ。…さて、今日のまとめじゃ。
ここだけ覚えて帰ろう
- 1
ナミビアの村で、母親など90人が布おむつのセットを受け取った。
- 2
使い捨ておむつのごみを減らし、おむつ代も節約するのがねらい。
- 3
毎月講習を続け、川沿いのほかの地域への拡大も検討している。
- カバンゴ川
- アフリカ南部を流れる大きな川。ナミビアの北東部を通る。


