ケーキ1157切れで157歳を祝う。ブラジルの市場の誕生日
ブラジル南部ポルトアレグレの公設市場が、157周年を迎えました。卵288個を使った巨大ケーキが1157切れに分けられ、訪れた人と市場で働く人たちにふるまわれました。
元のニュース:G1(ブラジルのニュースサイト)(2026年10月3日・外部サイト)
まずは、ざっくりニュース
ブラジル南部の都市ポルトアレグレの公設市場「メルカード・プブリコ」が、10月3日に157周年を迎えました。
会場には音楽が流れ、正午には集まった人たちが誕生日の歌を歌いました。
恒例のケーキは菓子職人のニナ・オリベイラさんが作り、1157切れが、訪れた人や市場で働く人たちに配られました。
ケーキの材料は、砂糖30キロ、小麦粉20キロ、卵288個、ドセ・ジ・レイチ(ミルクジャム)とガナッシュが合わせて20キロ、ホイップクリーム26リットルです。
市場は市内でもっともにぎわう場所の一つで、毎日数千人が訪れます。
働く人たちは、市場を「州都の心臓」と呼んでいます。
市場はこれまでに、何度も災害にあってきました。
1941年には、グアイバ川の水位が4.76メートルに達して市場に水が流れ込みました。
2024年にはその記録を上回る5.37メートルの洪水で、歴史地区が何日も水につかりました。
2013年には火事で屋根の一部が焼けています。
市長は、市場は洪水や火事を乗り越えて、さらに強くなったと話しています。
ドヤ塾、本日の授業

諸君、ドヤ塾の時間じゃ。今日はブラジルから、ある誕生日の話じゃ。

誰のですか?ケーキは出ますか?

先にケーキの心配をするでない。ポルトアレグレという街の公設市場が、157歳になったんじゃ。

157歳。市場って、誕生日を祝ってもらえるんですね。

それも盛大にな。音楽が流れて、正午にはみんなで誕生日の歌を歌った。そして恒例の巨大ケーキじゃ。

巨大って、どのくらいですか。

配ったのは1157切れじゃ。

157周年で1157切れ。なんだか数字が似てますね。

ワシもそこが気になって、ゆうべは耳の手入れが手につかんかった。

材料は何なんですか。

砂糖30キロ、小麦粉20キロ、卵288個。さらにミルクジャムとガナッシュが20キロ、ホイップクリームが26リットルじゃ。

ホイップクリーム26リットル…じゅるり。灯油のポリタンクより多いです。

たとえが急に生活感にあふれたのう。

卵288個も、うちの会社なら、まず3社から見積もりを取らされます。

で、見積もりがそろうころには、158周年じゃな。

でも、市場の誕生日に、なんでそこまでやるんですか。

よいか、この市場は市内で一番にぎわう場所の一つでな、毎日数千人が来る。働く人たちは「州都の心臓」と呼んでおるんじゃ。

心臓の誕生日なら、そりゃ祝いますね。

それに、なかなかの苦労人でな。1941年には川の水位が4.76メートルに達して、水が市場に流れ込んだ。

4メートル超え…ぼくの背の何倍ですか。

しかも2024年には、その記録を超える5.37メートルの洪水じゃ。歴史地区が何日も水につかった。2013年には火事で屋根の一部も焼けておる。

洪水に火事。よく157年も続きましたね。

市長も、洪水や火事を乗り越えて、さらに強くなったと話しておる。

日本だと、何周年でもまず記念式典ですよね。来賓のあいさつが5人くらい続くやつ。

しかも配られるのはケーキではなく、名前入りのタオルじゃ。

ブラジルのほうが、祝い方がおいしそうです。

うむ。毎日人が集まる場所の誕生日を、集まる人みんなで食べて祝う。わかりやすくてよいのう。

先生、ドヤ塾も創立記念日にケーキを配りましょうよ。

配る相手はおぬし1人じゃ。1157切れ、全部食べる気か。

食べます。

…では宿題も1157問にしてやろう。さて、今日のまとめじゃ。
ここだけ覚えて帰ろう
- 1
ポルトアレグレの公設市場が157周年。ケーキ1157切れを配った。
- 2
ケーキの材料は、砂糖30キロ、小麦粉20キロ、卵288個など。
- 3
市場は1941年と2024年の洪水、2013年の火事を乗り越えてきた。
- ドセ・ジ・レイチ
- ポルトガル語で「ミルクジャム」のこと。牛乳と砂糖を煮詰めて作る、キャラメルのような甘いペースト。

