カナダの国立公園所長、犬のノーリード散歩で法律違反。自ら26回警告も
カナダのバンフ国立公園で、自然を守るトップの所長が、愛犬をリードなしで散歩させて法律違反になりました。公園庁が公式SNSで26回も注意を呼びかけていた矢先の出来事でした。
元のニュース:CBC(カナダ公共放送)(2026年10月9日・外部サイト)


まずは、ざっくりニュース
カナダ西部にあるバンフ国立公園の最高責任者、サル・ラシード所長が、愛犬をリードなしで散歩させて法律違反になりました。
地元の新聞が10月8日に写真付きで報じ、所長本人も「一度限りの判断ミスだった」と認めました。
規則違反には、最大2万5000カナダドル(約275万円)の罰金が科される可能性があります。
カナダ公共放送CBCによると、公園内でのリード義務は、野生のクマと鉢合わせて襲われる事故を防ぐための重要なルールです。
過去の学術研究では、犬がクマに遭遇して起きたトラブルのうち、リードなしの犬が関わった割合はリード付きの6倍にのぼりました。
バンフ国立公園の公式SNSでも、今年だけで26回にわたりリードの着用を呼びかけていました。
カナダ公園庁は報道を受けて内部調査を行い、「適切に対処された」と発表したものの、具体的な処分内容は公表していません。
公園内では7月にも、犬を放した観光客に1500カナダドル(約16万5000円)の罰金が科されたばかりでした。
裁判所によると所長は起訴されておらず、ルールを求める側の対応に地元で関心が集まっています。
ドヤ塾、本日の授業

諸君、ドヤ塾の時間じゃ。今日は、ルールを一番知っているはずの男が、一番やらかしてしまった話じゃぞ。

先生、塾の小テストで自分で作った答えを間違えたときの話ですか?

ポカン君、ワシの話ではない!…コホン。カナダを代表する大自然、バンフ国立公園の話じゃ。

この広大な公園を守るトップの所長が、愛犬をリードなしで散歩させているところを見つかって、法律違反になったんじゃ。

えっ、国立公園のトップですよね?「犬にはリードを着けましょう」って看板を立てる側の人がですか!

そうじゃ。地元の新聞に写真付きで報じられてな。所長も「一度限りの判断ミスだった」と認めたそうじゃ。

「ちょっとそこまで」の油断だったんですかね。でも、自然を守る責任者がそれじゃ示しがつかないですよ。

よいか、笑い事ではないぞ。ここはハイイログマ、つまりグリズリーの生息地なんじゃ。犬を放すとクマを刺激して危険なんじゃよ。

過去120年以上の記録を調べた研究でも、犬がクマと遭遇して襲われるトラブルは、リードなしのほうが6倍も多かったんじゃ。

6倍!犬だけじゃなくて人間まで襲われる重大なリスクなんですね。

そうじゃ。だから公園庁も、公式SNSで今年だけで26回も「リードを着けよう」と呼びかけておったんじゃ。

自ら26回も警告しておいて、自分が放し飼いですか。パスワード使い回し禁止を叫ぶ部長が、画面に付箋貼ってるやつじゃないですか。

…コホン。身もふたもないが、似たようなものじゃな。7月には一般の観光客が、犬を放して約16万5000円の罰金を科されておる。

観光客には16万円の罰金!じゃあ、トップの所長はもっと重いお咎めを受けたんですか?

そこが行政の奥深いところじゃ。公園庁は「適切に対処されたと納得している」と言ったが、処分の中身は非公表なんじゃ。

出ました、「適切に対処した」!お役所が身内をかばうときに一番使いたがる魔法の呪文ですね。

最大275万円の罰金があり得る規則なんじゃが、裁判所の記録では訴追もされておらんそうじゃ。

日本でもよくありますよね。コンプライアンスを一番熱く語るお偉いさんが、裏で一番ルール破ってる話。

耳が痛いのう。人間というものは、厳しいルールを作る側に回ると、なぜか「ワシだけは例外」と思い込んでしまうものなんじゃ。

先生もさっき、「宿題を忘れたら連帯責任でにんじん没収」って厳しい塾のルールを決めたばかりですよね?

…コホン。ワシのにんじん管理は適切に対処されておるから問題ないのじゃ!さて、今日のまとめじゃ。
ここだけ覚えて帰ろう
- 1
カナダのバンフ国立公園所長が、愛犬のノーリード散歩で法律違反になった。
- 2
クマ事故を防ぐためSNSで26回警告していたが、所長本人が破っていた。
- 3
公園庁は内部調査で「適切に対処」としたが、処分の内容は非公表。
- カナダ公園庁(Parks Canada)
- カナダ連邦政府の機関。国内の国立公園や国定史跡を保護・管理し、自然環境と歴史的遺産を守る役割を担う。


